給料はばらつきがあります

給料はばらつきがあります

2017年2月6日
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気になる給料はどれくらいか

働く以上どのくらいの給料を貰えるのかはとても重要な問題です。しかし残念ながら介護施設で働く方の給料はそれほど高くないと言われています。確かに大企業のサラリーマンなどと比較すれば介護職の給料は安くなるかもしれません。しかし世間一般で思われているほど安いというわけでもないのです。そこで私の経験も参考にしつつ、介護の仕事の中でも最も標準的な資格である介護福祉士の資格をもつ介護士の給料を見てみましょう。
まず介護士の平均的な月給ですが、求人情報などを参考にすると18万円前後という数字をよく見かけます。管理職であれば27万円前後という場合もありますが、管理職にまでなれる方はそれほど多くはないでしょう。年収に換算した場合、ボーナスのことも考えて250万円ほどということになります。ただ、この数字は求人に掲載されている採用されたばかりの場合の数字で実際はもっと高額になります。仕事にも慣れてきて立派に活躍できている頃であれば大体の目安として340万円程度は期待して良いでしょう。なお管理職に出世したりケアマネージャーなど上位資格の保有者になった場合はより多くの給料が期待できます。

勤続4年目程度の場合

実際の分かりやすい数字として勤続4年目の方の給料を見ていきましょう。まだ勤続4年目ほどであれば、残念ながら上記で説明したほどには給料は上がっていませんが参考にはなると思います。
勤続4年目のある方の場合、月の総支給額は193,300円、手取り収入は15,150円でした。ボーナスは夏と冬に合計で2月分出ますので合計しての年収は262万円ほどになります。地方であれば問題なく生活できる収入でしょう。しかし家賃の高い東京などの都会で暮らす場合は少し厳しいかもしれません。ただこれは比較的給料の安い施設の場合の年収になり、実際にはこれよりも多くの給料を受けとれる施設も多いので、職場選びはとても重要ということがわかります。

最終的には年収500万円程度も可能

最終的にどの程度まで年収の上昇が見込めるかなのですが、これはどこまで資格を取得していくのか、また管理職に出世をするかどうかによっても大きく変わってきます。そして能力が高くきちんと上位の資格を取得し、ある程度役職がついた場合は年収にして500万円くらいまでは給料は上がります。またどの事務所でもある程度の年功序列制は採用しているので、定期昇給だけでも給料は上がっていくのです。それに残業をすればその分残業代も支給されますし、夜勤をした場合は別途夜勤手当も支給されるので、そうこうしているうちに給料はそれなりの金額になっていくのです。

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